大学入学資格検定試験(大検)

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現在は高等学校卒業過程認定試験(高卒認定、高認など)にかわった。

選択しとして非常に価値があると考えております。

まず概要紹介。

  • 受験資格

受験しようとする試験の日が属する年度の終わりまでに満16歳以上になる人が受験できます。平成17年度から、全日制高等学校等に在籍されている方も受験が可能となりました。(文部科学省より引用)

つまり、中学校卒業した年から受験資格あり

  • 試験日程
*文部科学省のパンプレットより引用

年2回(8月、11月)の受験日があり、一度合格した教科について「科目合格」となり翌年から免除される。

私が受験した大検は年1回のみだったため、合格するのに時間がかかってしまった。

早ければ中学校卒業した年に合格することができる。ただし、18歳未満の場合は18歳を過ぎた翌日に認定試験合格者となる。

受験費用、各科目の範囲、科目免除などの詳細は文部科学省のホームページで確認をお願いします。

費用を考えてみる

高認試験を受験した場合、選択科目による4500~8500円程度である。

もちろん、受験するにあたり参考書、専門の予備校費用は別として考える。

中学校卒業後から高等学校に入学した場合の1人あたりの学習費総額費用は以下の通りである。

公立高等学校(全日制)467,380円/年
私立高等学校(全日制)969,911円/年
文部科学省、平成30年度子供の学習費用調査の結果より引用

今回は、単純に総額の比較とした。詳細費用については上記リンクより確認をお願いします。

例:公立高校3年間通学し卒業した場合。467,380×3年=1,401,930円となる。

補助金等は含めずに考えると、子供が2人、3人となった場合はさらに費用がかさむ。全世帯平均年収が437万円であり、3人子供がいる家庭では年収に匹敵する。

  • 費用のまとめ

高卒認定試験の場合: 4500~8500円

公立高校3年間通学した場合:1,401,930円

高校卒業した場合と、高卒認定試験合格した時に得られる資格は同じであり費用がかなり違う。

文部科学省データより高校卒業した55%が大学・短期大学に進学すること(高等学校卒業者の学科別進路状況より引用:令和2年3月卒)を考えると、数千円で同じ資格が取れることを考えると選択肢としてはありだと思う。

もちろん、ここでは単純比較でありいろいろな意見があると思いますが。

例えば、16歳で高卒認定認定合格した場合のストーリーを考えたい。18歳になるまで合格者にならないため、ほぼ2年間は自由時間を過ごせる

皆様だったらこの2年間、何して過ごすか考えてみてください。

注意:高校進学について否定している文章ではありません。選択肢の幅を広げるための文章です。ご理解のほどよろしくお願いします。

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