「環境を生かすのは自分次第」とアメリカ留学し、日本に帰ってきたときに気づいた。
ゴルフ留学
15歳のころにアメリカ、サンディエゴに単身ゴルフ留学した。
学校に行っていなかったため、自由に使える時間が多かった。自宅近くにゴルフ練習場があり、昔父親と通っていたことを思い出した。
久しぶりに練習をしたとき、たまたまうまく打てた。それから、毎日練習場に通うようになった。
ある日、何気なくテレビをつけるとタイガーウッズがマスターズで優勝したシーンが流れていた。
なぜかこの時「こいつを倒す!」と思った。今思うと大変失礼なことだと思うが。。。
やってみようと思うと猪突猛進なタイプなので、翌日にはパスポートの申請、アメリカでゴルフ留学のできる学校を検索した。
15歳で大学入学資格検定試験(大検)を受け、合否に関係なくアメリカに留学。
生徒は日本人がほとんどで、teacherはアメリカ人だったため必然的に英語が必要となった。
英語が苦手だったが、話さないと言いたいことが伝わらないと思い何とかしようと思った。
まずは、ひたすらまねる事をした。
ハンバーガーショップのレジの前に並んで、前の人がなんて言っているか耳を澄ませる。
自分の番になったら、同じことを言って伝わるか確認する。もちろんほしいものは手に入らない。
これで何とかうまくいくことが分かる。特に発音はできるだけまねるようにした。
英語は上達した?がゴルフは全く上手くならなかった。まだ若かった私は「自分の考えが正しい」と考えていたため、ゴルフの技術はまねることをしなかった。せっかく行ったのにもったいないと思っている。
何でも、まず上手くいっている人、やり方があったらまねてみてから考えるのも大事だと思った。
帰国後、上手くならなかったことに「なんでだ」と思っていたが、ふと振り返った時に「あの環境を最大限いかせていたか?」と思うときがあった。
いくら材料が全てそろっていても、本が無いと料理ができない、参考書が無いと何もできないではなくその材料をいかすのは自分次第だと思った。
日本に帰ってきて最も身近にあるものは「日本語」だった。当たり前すぎて気づいていなかったが、ほとんどの日本人が日本語を話している。
つまり、日本語が話せれば何でも伝えることができる。努力しなくても最大限環境をいかせる手段を既に持っていた。もちろん話す努力は必要だが。
日本語が通じると言う当たり前な環境を最大限生かそうと思った。
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